Joint Commission International (JCI) 認証取得・更新継続支援プログラム

JCI認証スケジュール(例)



正式にJCI受審を決定される前に多くの病院では、他のJCI認証取得病院見学等情報収集を行っておられる。ここでは、それらの下準備期間を除いた、本格的準備開始から本審査までの期間を18ヶ月として例を示している。個々の病院の体制等によって自ずと実際は異なるので、飽く迄も、例示を目的としたものである。

JCI認証準備において大切なこと

・職員一人ひとりが、歴史と伝統に培われた自院の日頃の活動を尊重した上で、主体性をもってJCI基準との相違 (Gap) 分析を行うこと

・相違 (Gap) が確認された場合も、自らの言葉で相違点を整理し、自施設で実践している方針・手順が、患者安全・医療の質向上を継続的に行う上で矛盾がなければ、そのことを文書化し、現場職員に周知徹底を図ること

・JCI基準(standard)に合わせるために、盲目的・形式的に組織をゼロから構築するような愚行は慎むこと

・JCI認証取得は目標(ゴール)ではなく、永遠に継続する患者安全と医療の質向上活動を促進するための、飽く迄も、ひとつの手段であることを肝に命じること

JCI認証審査の特色

・審査官は、突き詰めるところ、JCIのミッションである、患者安全と医療の質向上促進に資するよう支援を惜しまない

・従って、質問も単に、「はい」「いいえ」の回答を求めるような問いかけ(closed question)をするのではなく、簡潔に要点を整理して回答ができるような問いかけ(open question)をするように訓練されている。例えば、患者トレーサーの現場でも、担当看護師に、「この患者さんのケアで、一番、気にかけておられることはどんなことですか?」「お薬は何を飲んでいますか?特に、注意されていることは?」のように「はい」「いいえ」ではなく、説明による回答を求めてくる

・もし、十分に答えられなくても、そこで採点して終わるのが目的ではなく、「このような点は、ケアで心がけていますか?」等、更に、教育的・啓蒙的姿勢で会話を運んでくる。

・時として、ある事項に関して、審査官の考え方と異なる実践を現場で行っている場合、その違いの理由を、根拠(エビデンス)や実績(患者安全を脅かす有害事象は起こっていない等)をもって簡潔に説明し、審査官の意見を求めることは、審査官も望むところで、その結果、お互いを尊重し、信頼関係醸成にも繋がり、真に意義ある審査・受審活動が展開されることとなる。従って、審査する側とされる側との立場に違いはあっても、患者安全と医療の質向上に資する活動か否かの一点に絞って、謙虚さとプロフェッショナルな意識をもって臨む姿勢があれば、間違いなく審査官の共感を呼び意義ある審査となる

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